歯の美容とホワイトニング
女性が美容ケアをしたい体の部位に、最近では歯とこたえる人が多くなってきたようです。タバコやカフェインや加齢により変色した歯のせいで、大きく口を開けて笑えない悩みの方も多いはずです。歯のホワイトニングとは、加齢、生活習慣、遺伝などが原因で変色した歯を、薬の力で白くする方法です。海外ではブリーチングという表現をすることもありますが同じ意味です。この歯の美容ケアは欧米では一般的なものですが、日本では最近になって人気が出てきたといっていいと思います。この歯の美容ケアに限っては自分だけで自宅でするのには少々難しいので、一度は必ず歯科に行き、指導を受けなければならないでしょう。
しかし、一般的には歯をホワイトニングする手段には、歯科医院で行うホワイトニングのオフィスホワイトニング、つまり診療所内で歯科医が主体となり、患者に治療をする方法と家庭で行うホワイトニングのホームホワイトニング、つまり歯科医の診療方針・指示に従い、患者が自ら行なう方法があります。使用するホワイトニング剤には過酸化水素か過酸化尿素が含有されている場合があり、毒性はありませんが、不適切に使用された場合、組織を傷つけるおそれがあります。まず、治療するのか、どちら治療方法にするかなど、かならず歯科医師の診断を受け、指示に従う必要があります。
現在の歯のホワイトニングは、歯科医院により違いはありますが、歯の表面に過酸化水素を主成分とした薬剤を塗って漂白する方法、個人の歯に合わせて作られたトレー(マウスピースのようなもの)にジェル漂白剤を注入して歯に装着する方法などによって歯自体を白くするという方法が一般的になってきています。しかし、少し前までは歯を白くために歯を削って白い歯をかぶせたり、歯の表面に付け爪のようなものを貼ったりする方法しかありませんでした。ホワイトニング剤の主成分として、過酸化水素と過酸化尿素があり、併用しているものもあります。
これらは一定温度になると、酸素と水に分解されるのです。分解時に発する酸素が歯の色素と結びつき、色素を分解するというメカニズムです。さらにこの過程で生じる活性酸素が、歯の表面のエナメル質表層に光を乱反射させるように作用し、もともと黄色味の強い象牙質の色が透けて見えないようになります。こうして口腔内で分解された酸素がエナメル質に浸透し、歯の色素(有機質)だけを分解して無色化させるため、象牙質の構造を変える事なく色調を明るくする事ができるのです。しばらく前までは歯のホワイトニングは、芸能人がするようなものだったのですが、今では一般の人も行うようになってきました。